カウンセリングを受けてみて
私がカウンセリングを受けてみたいと思ったのは、自分の感情や気持ちがどこから来るのか、自分の性格がわからなかったからです。
TA講座を受けるに従い、自分とは何か、どうしてこんな気持ちになるのか、疑問に思っていました。
カウンセリングを受けて、気付いたことは、幼児期に親との関係で味わった感情が影響しているということでした。私の場合、幼児期に幼稚園にいじめっこがいて、行きたくなかったという事を鮮明に思い出しました。行きたくないのに、行かなければならない、母の為、そしてその時の感情は、母が悲しい顔をするので、我慢したという、本当はいやだったのに、悲しかったという感情を押し殺していたと思います。ここで、お母さんを悲しませてはいけないということを思っていたと、思い出しました。
カウンセリングは、考えるのでなく、過去の自分の気持ちを思い出し、味わいなおす時間でした。私は自分の決めたことを思い出し、気付きました。幼児期に戻り、自分自身で自分が決断したことを解放して、本当の感情を感じるということです。変わったことは、以前より自分の感情を押し殺さなくなった事です。
感情を我慢しなくてよいという事は、自分自身を許してあげるということで、とても楽な気持ちになりました。以前は何かいやなこと、問題になることがあれば、悲しくなり感情を我慢していました。今は、何か言われても、自分の思い(感情)を伝えるということがだんだんできるようになってきたような気がします。少しずつではありますが、パートナーとの関係も改善されました。喧嘩にならず、上手く自分の感情を伝えていくという事ができることが増えてきました。
TA講座を含め、カウンセリングを受けたことで、前よりも自分を知り、相手も理解出来るようになった気がします。本当にありがとうございました。かんぺーさんにはとても感謝しています。講座を受けるたびに発見があり、ますます、交流分析が面白くなりました。出来れば、資格を取りたいと思っておりますので、これからも、よろしくお願いいたします。
カウンセリングとTAを並行して体験した私
どのように変化してきたのか?と考えてみた。
2011年2月、ある人より、自分の過去を封印して来ていると言われ、それはどういうことなのか?まず、それを出さないと前へ進めないと言われ、それにはどうすればよいかよくわからずにいた。そんなころにカウンセリングスタートし、TAも受講することになった。
幼い時のイヤな事、体験したこと、何でもよみがえってきた記憶を話していく。そのたびに、どんな感じ?どう思ったの?と聞かれ、私の中に感情(感じる)ということをなくしてきたことに気づく。どんな悲しいこと、頭にくることがあっても感じないようにしていたのだ(思いを封印?)それにはとっても自分自身驚いたことだった。あとで勉強したTAの中で、人生脚本、ドちイバーとストッパーめ~してはいけない…つまり何も感じてはいけない、何も言ってはいけない。ということを自分で決めていたのだ。
これにはかなりのショックがあった。
こうなったのはすべて他人(親であり、兄弟であり、環境)のせいにしてきたのに、実は自分自身の決定により今の自分を作ってきた。(でも、そうしなければ生きて来れなかったことも、そのあと理解できた)回を重ねるごとに、自分と向き合い、良く話を聞いてもらって満たされなかった幼いころの感情を表に出すことにより、心が落ち着くようになった。
途中、何度もカウンセリングやTAの終わった後で、何とも言えない落ち込みはありましたが(たぶん自分自身のことを知ったとき良く落ち込んだりしたように思います)
最後の禁止令に対するアロワー(救いの言葉)でとっても心が軽くなったのを覚えています。救われました。私の場合、カウンセリングとTA講座が同時進行したのでとっても良いタイミングで幼いころからの大きな荷物を下ろすことができたと思います。
私のために長い時間をかけてカウンセリングをしていただいた完平さんに感謝します。それにTAを教えていただき、ありがとうございます。これからも、私のように救われる人たちの輪が広がっていきますように。
カウンセリングとTAと私
「完全であれ」私はこう自分自身を駆り立てていました。かんぺーさんがやっていた心理学講座をたびたび受講していましたが、その中でこの言葉に出会いました。私はこの言葉に何か私のトンネルの出口を見つける鍵があるような気がして、初めてカウンセリングを受けました。その結果、親との関係についての雲が晴れたような気がしてスッキリした気分でした。
それから約一年後の受講中のこと、その日は人生態度がテーマでした。その中で禁止令とかラケット感情とかいうものを知りました。私は自分の禁止令とラケット感情を理解したいと思い、カウンセリングをお願いしました。
「私がこうすると、母が怒る・・」
「どんなふうに怒られるの?」
「こんな風に・・」
「その時あなたはどうするの?」
「ちゃんとするからゴメンナサイって謝る・・・」
「その時はどんな気持だった?本当は言いたかったことを言ってみて」
「もっと遊びたいのに・・・」
というような感じで続きました。
母との関係で感じている気持ちは、今の私の人間関係で感じているのと同じでした。
私は、椅子を使って母とやりとりする方法や、ノートに書きつづる方法などを通して、母との関係を理解していきました。自宅でも教わった方法をやってみました。母の気持ちなど考えたこともなかった私は、半信半疑でしたが、やってみてビックリしました。次から次へと出てくる出てくる・・・私の言い分、母の言い分、反論また反論、私の悲しみ、母の苦しみ・・・私はすっかり母とわかりあえたような気持ちになっていました。
それが真実なのかどうかはわかりませんが、今の私より若かった母をいとおしいと思えるほどに、すっかり過去が完了したのです。
その後、交流分析の講座を学び続け、学びながら自分としっかり向き合っています。この心理学を学んだことで、心が穏やかでいられる時間が多くなりました。私は交流分析とカウンセリングで救われたと思っています。ありがとうございました。