教育虐待

2024/1/28の朝日新聞「フォーラム」に掲載された特集記事「教育虐待をなくすには」を読んだ。

教育虐待にあたり得る行為の実例として、頻繁に未明まで勉強させる、実力に見合わない高い学力が必要な志望校を押し付ける、成績が悪いと激高し大声で暴言をぶつける、嫌がる子に受験を強要し、趣味や習い事を取り上げる、スケジュールを管理し、常につきっきりで干渉し続ける。などが挙げられていた。

このような親に「なぜそんなことを?」と問えば「この子のため」だと答えるかもしれないが、これは百害あって一利なしだと言わざるを得ない。何一つ真の意味ではなにひとつこの子のためにはなっていないからだ。

書きかけだったこの記事を編集しようと思っていたら、今朝(2024/2/16)のNHKテレビで「教育虐待を受けていた子どもが父親を殺害し判決が言い渡された。懲役24年の刑だった」との報道があった。

この事件の詳細な背景は知らないが、僕はこの刑は重すぎると思う。確かに殺人は重罪であり、決して許されるものではない。しかし‥ここまで心理的に追い詰められたとき、誰が彼のような行動をとらずにいられるだろうかと考える。もし自分だったら…自分を攻撃してくる相手から自分を守るためにやるかもしれない。

あなたはどう考えるだろうか?

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